霊芝(レイシ)は、サルノコシカケ科に属するキノコで、和名をマンネンタケといいます。強靭な組織をもち、きわめて生命力が 強いことからこの和名がつけられたと言われています。
しかし霊芝といっても何百種類もあり、同じ霊芝でもおのずと違いがあります。 菌株や、栽培方法、栽培地によって性質は大きく違ってくるのです。
【βグルカン44%を実現させた霊芝作りの第一人者・直井幸雄氏の「霊芝選びのポイント」】
30年間に渡って霊芝(レイシ)の栽培をおこない、理想的霊芝の栽培法を完成させた直井幸雄氏が、
よい霊芝を選ぶためのポイントをお教えします。
【直井幸雄氏】・・・霊芝の自然原木栽培を開発。さらに、独自の種菌「直井霊芝(GY系)」の開発に成功。
「有用性が高い霊芝」を作るには「有用性が高いことが証明された霊芝の種/種菌」が必要です。有用性が低い霊芝の種菌からは、いくら頑張っても有用性の 低い霊芝しかできません。
栽培方法には、「自然原木栽培」と「容器栽培」の2種類がありますが、「自然原木栽培 」が最適です。なぜならば、手間はかかるものの自然の刺激(温度・水・光・土壌細菌)を霊芝に与えることができるからです。温室栽培方法である 「容器栽培」では良い霊芝を育てることはできません。
霊芝の有用成分は、非常に硬い細胞壁の内側に含まれていますので、加工方法によって 有用成分の抽出量が大きく違ってきます。
霊芝の抽出方法には、熱水抽出法・アルコール抽出法などもありますが、最適なのは 「細胞壁破壊製法」です。